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食事から健康を意識させる取り組み

手術を受けた患者は、入院生活において食事を摂ります。
中には、白米の普通食ではなく5分粥という患者もいます。
消化の負担をかけない軟らかさで提供されます。
病弱でなくとも回復食で推進される5分搗米、これは玄米5割を精米したもので、胚芽や糠のミネラルが豊富に含まれたお米なのです。
便秘がちになりやすい高齢者をはじめ、特に消化器疾患をはじめとした患者に合わせた食事として提供されています。
食物繊維も豊富、便秘解消が健康面に深く関わるため、食事内容には気をかけています。
もちろん、白米ならば軟飯から全粥、十倍粥やお粥ゼリーまで、これは家庭でも実施できる回復食です。
水加減にこだわり、減塩、卵はエネルギー源になるため卵粥をおすすめされることもあります。
消化器系の専門病院では、食事の質を高める取り組みだけでなく、行事食であったりビュッフェなどの療養のための食事も提案しています。
楽しさのある食事の提供、医療機関では症状のツラさをそうした食事で和らげる、そうした楽しさを取り込む方針が加速しています。

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